現在フレッツ光を使っているのですが、ひかり電話を利用しているため、インターネット回線を10Gbps対応にはできません。(2023年5月に対応していました。)
そのため、ローカルネットワークは1Gbpsで構築していました。
そこにやってきました「M2 Mac Mini」
このMac Miniには、10Gbpsのネットワークカードが搭載されています。
そうなると、ローカルネットワークだけでも10Gbpsにしたくなりますね。
高速化できそうなところを探す
他に高速化したら快適になりそうなところを探すと、最初に思いつくのはNASです。
ローカルネットワークで一番重たいことをしているのは、NASとの通信です。
ここが高速回線になると快適になります。
最近の機器は、ほとんどWiFiルータを経由しているので、WiFiルータとNASの間も高速化できたらより快適になります。
- NAS
- WiFiルータとNASの間
現在のネットワーク構成
有線で繋いでいるものは、すべてTP-LINKの16ポートスイッチングハブ(1Gbps)に集約しています。
8ポートだとぎりぎりだったので16ポートを使っています。
ちなみにこちらを使っています。
1Gbpsなので発熱も無いですし、ファンレスで静か。そして安い。
かなり優秀です。
- PR-400KI(フレッツ光対応ルータ)
- Deco M9 Plus(Wi-Fiルータ)
- QNAP TS-251D(NAS)
- QNAP TS-220(NAS)
- M2 Mac Mini
- Lenovo M75q-2 Tiny(Windows)
- その他(テレビ/HDDレコーダーなど)
ネットワーク構成を見直す
まずは、ネットワークのベースとなっているスイッチングハブを高速化するところからです。
しかし、10Gbps対応の16ポートのスイッチングハブは、とんでもない金額ですので手が出ません。
繋ぐ機器やコストを考えると、5ポートの10Gbps対応のスイッチングハブを増設するのが良さそうです。
そうなると、候補は1つしかありません。
コスパ最強のTP-LINK。
「TP-LINK TL-SX105」

10Gbpsに繋ぐのが2台までであれば、2つの10Gbpsのポート、4つの2.5Gbpsのポートを持つQNAPのスイッチングハブも良いと思います。
Mac MiniとTS-251Dのみを10Gbpsに繋いで、他は妥協するというのも考えました。
しかし、今後WiFiの機器がメインということを考えると、WiFiルータとスイッチングハブ間を高速化できる余地は残しておきたいところ。
というわけで、「TP-LINK TL-SX105」を購入しました。
TP-LINK TL-SX105の魅力
- 5ポートすべてが10Gbps
- ファンレス
- 比較的安価
コスパは良いです。
5ポートすべてが10Gbps対応で30,000円を切るものはないです。
それだけで十分に魅力的です。
TP-LINK TL-SX105の気になるところ
- 熱
熱いです。
1Gbpsのスイッチングハブと比べるとかなり熱いです。
ずっと触っていることは無理です。
ただし、仕様上は50度の環境で確認しているようなので、熱暴走するほどではないとは思います。(思いたい)
今のところ扇風機やファンをあてなくても動いています。
今は7月で、既に暑くはなってきていますが何の問題も起きてないです。
真夏を乗り越えられれば問題ないでしょう。
できる対策として、できるだけ熱が籠もらないような場所に設置するのが良いと思います。
追記
一瞬ネットワークを見失うことがあるような気がします。
今まで利用していたハブでは起きなかったのですが、このハブに変えてから、数回「ネットワーク切断」の画面が表示されました。
すぐに回復はするのですが、ちょっと気になるポイントです。
もうしばらく、様子を見ようと思います。
さらに追記
こちらの問題は、M2 Mac Miniの有線ポートの問題のようです。

まとめ
まずはベースとなるスイッチングハブを増設しました。
この5ポートは以下の機器を繋ぐことにしました。
- M2 MacMini
- TS-251D(NAS)
- Deco M9 Plus(WiFiルータ)
- PR-400KI(フレッツ光対応ルータ)
- TL-SG1016D(16ポートスイッチングハブ)
必要に応じて繋ぎ替えますが、インターネットに出るまでの経路を減らすためにこのような構成にしました。
今のところ、M2 MacMini以外は1Gbpsです。
LANケーブルは、すべてCat.6Aを使用していますので、機器を変更するだけで10Gbpsにできます。
これで16ポートも要らなくなるので8ポートにしたいところですが、とりあえず我慢です。